温泉の設備

二種類の揚湯設備

  掘削が成功し温泉を得ても、温泉を利用するためには、自然に温泉が湧出する
  「自噴泉」を除いて、温泉を汲み上げる揚湯設備が必要となります。
  この「揚湯設備」は大別して「水中ポンプ方式」「エアーリフト方式」のいずれかの方式が
  採用されることとなります。
  それぞれの特徴を以下に示します。

水中ポンプ方式

〇主な特徴

  ポンプ本体が井戸の中に設置されている為、機械室が不要・自動制御がシンプル。
  騒音、振動が発生しない・比較的効率が高く消費電力が少ないなどの利点がありますが
  泉温・泉質・水位などのファクター状況によっては使用不可能で
  著しく耐久性が低くなる欠点があります。

エアーリフト方式

〇主な特徴

  圧縮空気を井戸に注入しその圧力で温泉を汲み上げる方式で
  機械(エアーコンプレッサー)本体は温泉と接触しない為、耐久性に優れる。
  揚湯する温泉の泉温・泉質・水位などのファクターを受け入れる許容範囲が広い
  などの利点がありますが、機械室が必要・自動制御が複雑・騒音、振動の発生などの
  欠点があります。

温泉の貯湯設備

  源泉から湧出する温泉の泉温・湧出量・泉質と浴槽の大きさ・入浴者数などの
  各種ファクターを基礎として、適切な貯湯量や設備の材質を決定します。